嫁に来ないか

ミニコミ雑誌「嫁に来ないか」の編集長のブログです。2015年おはぎ号(無料!) noteにて発売中!

2014年1〜3月 面白かった本Best3 自分用メモ

ヨメコイで面白かった本を毎回対談したりしているのに、ついつい上半期のことは忘れがちなので自分用のメモ。Best3と書いたけど、順位はないです。


未来国家ブータン

未来国家ブータン

表紙の絵に惹かれて購入。ブータンの奥地を行く紀行文。ブータンのすてきなところも、ダークなところも書かれている。文章がとてもよみやすくてすいすい読めたので、著者のほかの本も読んでみようと思った。


オイドル絵っせい 人生、90歳からおもしろい! (新潮文庫)

オイドル絵っせい 人生、90歳からおもしろい! (新潮文庫)

超シャイなやなせ氏が、おはずかしいおはずかしいといいながら少し自慢したり、調子にのったエピソードをしてはまたはずかしいはずかしいと言っているエッセイ。非常にかわいい。年を取ることに元気が出るし、勇気がわく。


園芸家12カ月 (中公文庫)

園芸家12カ月 (中公文庫)

勝手なイメージで敬遠していたカレル・チャペック。
読んでみたら、ポップで読みやすくてかっこよくてびっくり!!
声に出して読みたくなる!

 四月は、発芽の月であるばかりではなく、移植の月だ。諸君は有頂天になって、いな、夜も眠れないほどの感激と、じりじりするほどの待ち遠しさで、それがなければもう一日も生きていかれないほど、ほしくてたまらない挿木苗を農園の主人に注文する。ありとあらゆる園芸家の友達に、挿木苗をこしらえてくれろ、とせびる。とにかく、現在もっているものでは絶対に諸君は満足しないのだ。
 そうこうしているうちに、さっそく植えなくてはならない挿木苗が170本、いっぺんにどかっと到着する。そのときになって諸君は、庭のなかをぐるぐる見まわし、植えようにも植えまいにも、ぜんぜん場所がのこっていないことを発見する。
 だから、四月の園芸家とは、干からびかかった挿木苗を手にもち、自分の庭を二十ぺんくらいぐるぐる歩いて、どこかに一箇所ぐらい何にも植わっていない場所はないかとさがしまわる男のことだ。

私もにわか園芸家として、気持ちはよくわかる。熱情はこの100分の一くらいのものだけど。