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嫁に来ないか

ミニコミ雑誌「嫁に来ないか」の編集長のブログです。2015年おはぎ号(無料!) noteにて発売中!

1月17日,25日

はじめてのミシン日記_幼稚園入園準備編

1月17日
藤沢ミシンより入電。
ミシンの点検が終了したのでいつでも取りに来てくださいとのこと。

1月25日
幼稚園の説明会。
ホールの後ろに、作成物のサンプルがずらりとかけられている。
配布された冊子の中の、園生活に必要なグッズ一覧のページは、なぜか箇条書きではなく、懐かしいテイストのイラストで描かれていた。数を数えてみると、その数、14点。覚悟していた数より種類が多い。動悸がした。

説明会後、とにかく入園グッズの制作を指南する本を探しに、そして布を見に、ショッピングモールへ家族で赴く。
本屋のソーイングのコーナーは、時期だからだろう、入園入学グッズを作る本がずらりと面置きされている。全て実物大の型紙がついているもの、人気キャラクターを使ったもの、おしゃれなもの、男女別のもの…。とりあえず一通り見てみるが、どれが良いのかよくわからない。センス的にもピンとこない。

次に、手芸店をのぞいてみる。布のコーナーに足を踏み入れるのは、いつぶりだろう。
こちらも、入り口近くに、入園グッズのサンプル(バッグ、上履き入れ、お弁当袋など)がいくつも並んでおり、「これと同じ布を買った人には型紙をあげます」という案内がついていた。とりあえず、一通り布を見てみるも、なにがなんだかわからない。夫と娘がやってきたので、試しに娘に、どの布がいいか尋ねてみると即、目玉のついた様々な車たちが並んでいて、丸く膨らんだ英字で「car!」などと書いてある青いキルティングをつかんで「これがいい!」と叫んだので、冗談じゃない、と思った。「クリレちゃんは赤が好きでしょう?赤い色の布ではどれがいい?」と促すと、最初はそれでもかたくなにcar!の布が良いと言い張っていた娘も、赤い布のエリアに移動し、ざっと見渡すと、くすんだ血の色に茶色の小花柄がちりばめられた、おばあさんが持っている手提げのような柄の布をつかんで「ぜったいこれ!」と言ったので、もう彼女に聞くのはやめた。

手芸店にも入園グッズの指南書はずらりと並んでおり、本屋に置いていなかったものを全て見てみる。フェルトでアップリケを作るもの、刺繍をほどこすもの、アイロンプリントを使うもの…。やはり、ピンとこない。これが作りたい!という気持ちに、どうもならない。こんなに本があるのになぜなんだ。なぜ、みんな、「幼稚園グッズってこういう柄合わせでしょ?」という巾着なんだ。なぜ「お母さんの手作りってこういうキルティングでしょ?」というバッグなんだ。なぜ普通にそこらで販売しているような柄合わせ、色合わせの作品はないのか。そこには、機能的なことが隠されているのだろうか。適した布にはそういう柄が多いということなのか?それともさきほどの娘のように、幼児というものは、一般的に、そういった柄のものが好きなのだろうか。わからない。わかりたい。
とりあえず本屋に戻り、作らなければならないものがいちばん多く載っている本を一冊買った。

ミシンはまだ取りに行っていない。